「流行りにはついていけない」という経営者の危うさ。

スマートフォン/PC用アプリ「ウマ娘プリティーダービー
2021年2月24日のリリースから約1ヶ月で143億円の売上という勢い。

サービス形態は違うので一概に比較はできませんが、あれだけ社会現象になった鬼滅の刃の劇場版の興行収入が5ヶ月で390億円ですから、とんでもない勢いなのが伺えます。
ちなみに、シン・エヴァンゲリオン劇場版は公開から約1ヶ月で約60億円です。

ポケモンGOがリリースされたとき
「ポケモンGOをインストールしていない社長の元では働きたくない」というようなエントリが大バズりました。

これには「先入観や固定観念で、それだけ社会現象になっているものをスルーする社長が、消費者心理や市場の動向についていけるはずもないから、その会社は時代に取り残される」という強烈な言葉がありました。

お客さん相手の仕事をしている以上、仮に一過性、一発屋なものであっても、とりあえず触れてみて、何でそれだけウケたのかを自分なりの答えを持つ持たないは大きいなと感じます。合う合わないは当然ありますからね。

このエントリを書いている2021年4月3日、関西の朝の情報番組でベテランのお笑い芸人が日本一再生回数の多いユーチューバー「フィッシャーズ」について、「なんもおもしろない、才能も感じない。後ろにいる後輩芸人のほうがおもしろい」と切り捨てました。

これは残念すぎる発言だと感じました。フィッシャーズの再生回数は世界でみても7位~10位といわれています。

現在6人で活動する彼らが8年間でyoutubeで稼いだ金額は約45億円とも言われています。アクティビティが得意な彼らはテーマーパークのアトラクションの監修まで手掛けるようになっている時代は変わっている、市場も動く。消費者心理も変化していく、これは現実なんですよね。

昨年の4月~5月、初めての緊急事態宣言下でECはとんでもない動きを見せました。ここからの数ヶ月の予測において、昨年のデータは全くアテになりません。

非常に難しい状況です。近々Googleのコアアルゴリズムアップデートもくるでしょう。
けれど、しっかりと目を凝らして感覚を研ぎ澄ませていけば、必ず突破口はあると信じています。

風の色を観て、空の音を聴く」それぐらい感覚を変えていかなければならない時代へと足を踏みれた感じがします。
それでも進んでいかなければ。

ということで、皆さんもウマ娘インストールしてみましょうw←つまりこれは言いたいだけ。

この記事を書いた人

酒匂雄二(さこっち)

株式会社ユウキノイン代表取締役。大阪府吹田市の生まれ育ち。大阪・関西を中心に中小企業、ECサイト(ネットショップ)のSEO、検索対策、WEB集客、SNS活用、コンテンツマーケティング、クラウドファンディング活用を支援しています。EC講座の講師やセミナー・イベント登壇もしています。
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