大阪でネットショップ・ECサイトや中小企業のSEO、コンテンツ・マーケティング、SNS活用などをお手伝いしている、株式会社ユウキノイン です。
最近では、スタジオなどに通う方が激減している、トレーニングジム、ヨガスタジオ、バレエスタジオ、あるいは歯科医院などからもご相談が増えてきました。
新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛要請で、休業や売上減少に瀕しているお店や会社も多いと思います。
一方で、おうち時間により需要が伸びている商材も多数ですが、やはりそこでお客さんに手にしていただく為には、お店も会社もWEB上で
「私はここにいます!」と声高らかに手を挙げないと見つけてもらえません。
WEB広告やSNSもしかりですが、僕はやはりブログ記事によるコンテンツ・マーケティングやSEOを主体に考えてお手伝いをしています。
自力のコンテンツでアクセスを集められると、アナリティクスやサーチコンソールにデータが貯まります。
ブログサービスでもいいのですが、アクセスデータはやはり宝物。
ご存知の方には釈迦に説法ですけれど、アクセスしてくる時間、市町村レベルまでのアクセス場所、参照元のメディア、その方たちの年齢・性別・趣味趣向、そしてどんなキーワードでどれぐらい自分のサイトがヒットし、そのキーワードで何位でクリック率はどれぐらいか?これを詳細に取得できるのは、やはり自社サイトならでは。
砂金すくいのような地道で途方も無いような作業ですが、ここをしっかりやれば、コツコツは裏切らない。それが僕の持論です。
アイキャッチ画像の全容はこんな感じです。
お手伝いしているECサイトのアクセス推移です。
ECモールの競争激化で、売上や客単価を落とす一方、モールの広告費などが加算できているため、
自社サイトを伸ばしたいというご依頼でした。
伴走を始めた頃のオーナーさんは、少し取り掛かっては、立ち止まって、
「2年やってきたけど、自社サイトなんて売れるわけがない」
「検索でやってきて買ってくれるイメージがつかない」
「コンテンツ?誰が読んでくれるの?」
みたいな感じでした。
SEOやってて一番つらいのが
「何をやってくれてるかわからない」
と言われることです。
これまでも「ほんとに仕事やってんの?」そう言われていきなり仕事を打ち切られることだってありました。
商材やお店、体制によっても時間や効果の差もあるし、完全にこうなりますよとは言えないのもつらいところです。
実際、三振かホームランかみたいなところはありますし。
なので、実績が何十社とあっても、いい方法はそのお店ごとに違ったりするので、SEOは情報商材としては不向きなのかな・・・と思います。
いや、世の中の情報商材のほとんどは1/1の事例で売ってる感じがしますけどね。
ということで、件のお店ともほんと喧嘩ばかりできたけれど。
責任転嫁じゃなくて真剣に向き合えたからこそ、なんだかんだ歩いてこれたのかなと思います。
緊急事態宣言が全国に拡大された先日、ぽそっとこんな風に言ってくれました。
「自社サイトに本腰入れてなかったら今頃破産してたかも」
冗談めかしてですけど、こんな風に言ってくださって。
4月はアクセスも月商もギネス。
オーナーさん自身「この商品を検索で探して買ってくれる人がいるんだ・・・」と驚くことも。
もちろん、まだまだECモールの売上には及びません。
ですが、自社のブランドで、検索でたどり着くような購買動機の高い方々が手にしてくださるのでECモールと比べて客単価は125%
モールで売上をつくり、自社サイトで利益を残す。それぞれの長所を活かした戦略を立てることができるようになり、お店全体での4月の昨対は147%着地予想です。
ある程度、確固たる理論とノウハウを持っていても、当たり外れがあるのがSEO。
外れるというか、中々ハマらないコトの方が多いという感じでしょうか。
それでも、僕のたったひとつの得意分野かもしれないSEOで、誰かのお役に立っているということが、今の自分の生き甲斐なのかもしれません。
それを仕事にさせてもらっていることは、とても幸せだと感じています。
いま、うずくまって小さくなるのではなく、終息した後にすぐにフルスロットルで走れるかどうか、そのための準備は今やるべきだと思います。
「元の生活に戻る」というやり取りを見聞きしますが、コロナが終息した後は元に戻るのではなく、完全に別のフェーズへ移行すると感じています。
この状況下、ともすれば俯いてしまうような中で、自分が誰かのお役に立っているかもしれない。
それが、僕も前を向いて歩けるチカラになっているのだと思っています。
こんな時だからこそ、その先をめがけて普段着手できなかったSEO、検索エンジン対策、コンテンツ・マーケティング、クラウドファンディングを始めるタイミングであるのではないかと考えています。
ECサイトの立ち上げ、集客販促のご相談・お問い合わせは、お問い合わせフォームよりお待ちしております。
前を向いて、1歩ずつでも進んでいきたいですね。