2021年SEOで生き残るために必要な3つのこと

2020年12月4日に展開され、17日にロールアウトが完了したGoogleのコアアルゴリズムアップデート。

2020年12月のGoogleコアアルゴリズムアップデートの動きについてまとめたブログです。


年が明けた2021年1月7~8日にかけても動きがありましたが、回復に至らないサイトも多数で、多くの方が「なんでウチが?」と困惑しているのも事実です。

20211年のSEO、コアアルゴリズムアップデートで生き残るために必要なこと

上図のサイトは5月に急上昇し、12月に下落という影響を受けたサイトの中でも、特に顕著だったので、研究事例としての使用を許可いただきました。

YMYLにドンピシャの同業種のサイトでも上がったサイトと落ちたサイトがあり、両サイトの動きを照合していく中でおそらくコレだという3つのポイントに気づきました。

・E-A-Tを高めるツボをおさえているか
・YMYLの評価軸に合致したコンテンツがあるか
・BERTの飛躍的向上に対応できているか

だと感じました。

BERTはBidirectional Encoder Representations from Transformersの略で、 Googleによって開発された、自然言語処理の事前学習用ための Transformer ベースの機械学習手法です。

通常、バートと呼んでいますが、このBERTの言語処理能力が5月のアップデートと12月のアップデートで比較にならないほどレベルが上がっていると思われます。

さらに2月か3月に再びアップデートが実施され、そこでサイトの真価が問われることになると思いますが、一つ言えることは、企業やECサイトのコンテンツがタレントブログの書き方をマネしていると確実にやられるだろうな、と。

年始から、2020年に何が起きたのか、2021年には何が起こるのか話してほしいというセミナー講演のオファーも急増してきました。

ただ、僕はGoogleの中の人でもないですし、占い師や予言者でもありませんので、あくまで自分が看ることのできる100サイト余りの動きと、それらの競合サイトの動きを考慮した上でのお話ですが。

この記事を書いた人

酒匂雄二(さこっち)

株式会社ユウキノイン代表取締役。大阪府吹田市の生まれ育ち。大阪・関西を中心に中小企業、ECサイト(ネットショップ)のSEO、検索対策、WEB集客、SNS活用、コンテンツマーケティング、クラウドファンディング活用を支援しています。EC講座の講師やセミナー・イベント登壇もしています。
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