大阪産業創造館 クラウドファンディングサポートプラグラムの総合プロデューサーに就任しました。

公益財団法人大阪産業局 大阪産業創造館(通称:産創館)で、本来は2020年の春にスタートするはずだった、クラウドファンディングサポートプラグラム。
コロナ禍により、開催延期となっておりましたが、無事にスタートする運びとなりました。

その、産創館のクラウドファンディングサポートプログラムにおいて、株式会社ユウキノイン 代表取締役・酒匂雄二が総合プロデュースに就任することになりました。

大阪でも、新型コロナウイルス感染症が拡大する中で休業や営業自粛を余儀なくされる事業者さんが後を絶ちませんでした。
その中でクラウドファンディングは日々ニュースでも取り上げられるようになり、各地で支援や応援購入の輪が広がっています。

ニュース番組や新聞などの報道でも、もはや「クラウドファンディングとは」という説明もなされないほど、新たなサービスとして定着をしてきています。
「クラファン」と略される言葉も耳にすることも増えていますし、一時期有象無象に増えた「クラファン・コンサル」を名乗る人も淘汰された気がします。

2013年に大阪でクラウドファンディングを広めようと活動した頃には、怪しいなどという誹謗中傷を受けることもありましたが、ここまで一般に周知されることになったことは嬉しく思います。しかし、一方で返礼品(リターン)の不着や、支援者との齟齬からネット上で炎上する案件も散見されるのも事実です。

新たなサービスが普及していく中での成長痛とも言える事象かもしれませんが、小さな行き違いが大きな問題を生むことも。
本プログラムでは、そういったトラブルのケーススタディもお伝えしながら、中小企業が新たなものづくりで事業の拡販を目指すことをサポートしていく取り組みとります。

上記参照の通り、本プログラムは公益財団法人 大阪産業局 大阪産業創造館が主体となって、各分野の専門家がアドバイスやコンサルティング業務を行っていくものとなります。

コロナ禍において、クラウドファンディングの活用状況は目覚ましいものがありますが、一部で実態業務の伴わないクラウドファンディングのコンサルティングを自称し、コンサル料をせしめるという被害を耳にすることも残念ながら増えている事実もあります。

本プログラムでは、行政の出先機関である公益財団法人大阪産業局大阪産業創造館が伴走型でサポートしていく取り組みとなり、クラウドファンディング起案者の方に金銭的負担を強いるものではございません。

クラウドファンディングサポートプログラムに先立ち2020年8月26日には大阪産業創造館でものづくりセミナー「中小企業のクラウドファンディング活用術」が開催。本セミナーにも登壇しますので、ぜひご参加下さい。

クラウドファンディングサポートプログラムのページにも下記の記載がありますが、

※本プログラムはプロジェクト成功におけるサポートをメインとするプログラムです。
プログラムの利用がプロジェクトの成功を保証するものではありません。またお申込み内容によってはプログラムのサポートを受けることができない場合があります。
※具体性が乏しい、アイディアベースのみの申し込みや社会貢献活動の支援を目的とする利用については、サポートの対象外となることがあります。

クラウドファンディングには何よりもプロジェクトを実行していく起案者の熱量や実行力が必要です。

その中で、WEBやSNS、プレスリリースを複合的に絡めて、プロジェクトの成功へつながるようにサポートしていくプログラムです。
月間数百ものプロジェクトが公開される中で、プロジェクトを公開したら資金が集まるほど甘くはありません。

そういった中で、成功にこぎつけた方々はなにをしていたのか?
僕自身、8回のプロジェクトの起案者として体験をしてきています。

その経験上でお話できることを余すこと無くお伝えできればと考えていますので、ぜひご参加下さい。

この記事を書いた人

酒匂雄二(さこっち)

株式会社ユウキノイン代表取締役。大阪府吹田市の生まれ育ち。大阪・関西を中心に中小企業、ECサイト(ネットショップ)のSEO、検索対策、WEB集客、SNS活用、コンテンツマーケティング、クラウドファンディング活用を支援しています。EC講座の講師やセミナー・イベント登壇もしています。
酒匂雄二のプロフィールはこちらから