2022年4月5日に開催されました、Search Central Virtual Unconference Japan 2022に参加しました。
Search Central Virtual Unconference Japan 2022
「検索セントラル バーチャル アンカンファレンス ジャパン 2022」
は、今年で 3 回目となる、Google のインタラクティブなバーチャル イベントです。
今回は日本語による初めての開催にとどまらず、英語以外の言語で開催されることも初めてということで、結論から言うと「あーあるある!」「自分だけじゃないんだ」「そんなこともあるのか」という発見や気づき、共感が本当に多い、コミュニティの仲間と交流したり、意見交換することができた非常に有意義なイベントでした。
Be respectful to each other. 互いを尊重する。
アンカンファレンスは、他の一般的なイベントとは異なり、「あなた」が主役とされ、スピーチやプレゼンテーションもなく、各セッションのファシリテーターが、テーマに沿ったディスカッションを行います。イベントの録音・録画はなく、まさにライブという感じであふれていました。
また、イベントではチャタムハウスルールが採用され、発信者を特定する情報を伏せれば、参加者は会議中に得た情報を外部で自由に引用・公開することができるというのも特徴です。
個人的にとても素敵だなと思ったのが、本イベントのコミュニティガイドラインに記載されている標語。
Be respectful to each other.
「お互いを尊重する」です。
時にWEBやEC界隈では、経験や知識量、年商などでマウントを取る方がいます。
僕もかつて、ECのカンファレンスでそうした言動に触れる機会が何度かありました。
しかし、本イベントのガイドラインには、そうしたハラスメントは容認しないと明記してあり、実際にそうした事態は、自分の参加したセッションでは一切なく、Be respectful to each other.が徹底されていました。
本イベントの主催である、Googleの金谷さんも前日に話す内容をまとめておいてねーというツイートをされており、何を質問しようか、何をシェアしようかとドキドキしながら当日を迎えました。
毎回欠かさずに金谷さんと、あんなさんが配信されている「Googleポリシーオフィスアワー」も視聴しているので全然ご無沙汰感はなかったのですが、直接最後にお会いしたのはコロナ前の2019年11月に開催された「Webmaster Conference Osaka」ですから、終了後に「さこっちさんは最初僕の画面ではずっと映っていたので懐かしかったですw」とおっしゃってくださって、あぁ憶えていてくださったんだと、とても感激しました。
参加したセッション。
僕が参加したセッションはこちらの3つ。度のセッションも魅力的で迷ったのですが、普段の自分の仕事に一番親和性の高そうなセッションを選択しました。
- Session 1A:私はこれで流入を失いました ~ 失敗事例から学ぶ共有会 ~
- Session 2C:Search Console の使い方とフィードバック
- Session 3C:コンテンツ マーケティングと SEO
1Aでは「あるある!」「こわっ!」「自分だけじゃないんだ」という共感が非常に多く、意見も活発に交換され、あっという間に45分が経過。残念ながら発言に間に合いませんでした。
つづく2Cでは、実際にサーチコンソールのエンジニアもセッションに参加しており、直接質問や改善要望を出すこともできるアグレッシブなセッションになりました。
3CのコンテンツマーケティングとSEOは、普段から自分も一番触れていることなので、何度か発言をさせてもらいましたが、Google Discoverを獲得した時に試みたことなどのケーススタディは、今後の仕事でも活かせそうなヒントがたくさんあり、互いに高め合うことが実現した、とても素晴らしいセッションだったと感じました。
今回のイベントグッズ。
Google主催イベントのもう一つのお楽しみは、公式グッズです。
過去に参加したイベントでも、イベントロゴのプリントされたTシャツやトートバッグをいただきましたが、今回はオンラインということで、なんと!配送で届けていただきました!この気遣いがすごい・・・。
今回のグッズはSearch Central Virtual Unconference Japan 2022のロゴ入りの扇子とモバイルアクセサリーケースをいただきました!
特にこのモバイルアクセサリーケースがめちゃくちゃ重宝します!ケーブルやアダプターをコンパクトに収納できるので、出張時にも活躍しそうです。
オンラインによるディスカッションも楽しいけれど、コロナ以前のようにリアルで対面のイベントが再開されることを楽しみに、また今回得た学びを伴走するお手伝い先にもフィードバックしていくことができればと思います。
最後に、ご一緒させていただいた皆様、素敵なイベントを企画して下さったGoogleの皆様に心から感謝です。ありがとうございました。