弥報Online(やっほーおんらいん)にて、3回連載のコラムの2回目が掲載されました。
弥報Onlineは、中小企業の経営者や個人事業主、経理・総務を中心としたバックオフィス担当者など、弥生会計をご利用いただいているすべての方々に向けたメディアです。
1回目「クラウドファンディングを成功に導くためのポイント」
2回目「コロナ禍でさらに成長したクラウドファンディングのこれまでとこれから」
に続いての3回目「廃業寸前の町工場を救う挑戦も!スモールビジネスにおけるクラウドファンディング活用事例」です。連載コラムはこれで最終回となります。
最終回の今回はスモールビジネスの成功事例・活用事例をご紹介。
高額の資金調達事例がニュースなどで取り上げられることの多いクラウドファンディングですが、金額だけではないクラウドファンディングの活用事例をいくつかご紹介しています。
ご紹介している事例は下記の通り、クラウドファンディングに起案したことえ思わぬ副産物をもたらしたケースです。
【メンズアパレル】プレスリリースを絡めたニッチ商材の開発
【ぶどう農園】100年続く4代目の挑戦。耕作放棄地をオーナー制のぶどう畑に
【川漁師】絶滅寸前の伝統漁法を守るため、若手漁師のチャレンジ
【セレクトショップ】廃業寸前の町工場を救う挑戦はSNSでうねりを生んだ
【ご当地グルメ】テスト販売から商品化し、即完売となった希少な和牛グルメ
今回のコラムでは各方面からも反響をいただきました。
この記事を通して、少しでも多くの企業やECサイトなど事業者のみなさんのお役に立つことができれば幸いです。
併せて1回目、2回目も読んでいただければ幸いです。
コロナ禍以降、影響が大きかった飲食店、商店街、旅行観光業を中心にクラウドファンディングの活用は広まり購入型クラウドファンディングの市場も550億円規模と言われるまでになりました。
数億円という高額プロジェクトも珍しくなってはいますが、国内のクラウドファンディングの平均調達額は200万円前後と言われています。しかし、高額プロジェクトを除くと、その額は75万円~100万円程度と想定しておくのが堅実かなと思います。
しかし、クラウドファンディングのコンサルティングとして、トータルサポートで50万円を超える報酬を提示、制作は行うが募集期間中は何もしてくれなかったという相談が寄せられることもしばしば。
クラウドファンディングは玉手箱のようなものではありません。
期間中、どれだけ事業者の方が頑張れるかにかかっています。
くれぐれも名ばかりの「クラファン コンサル」にご注意ください。