売って終わる冷たいデジタルなECサイトは先がない。
2021年年末年始、折からのコロナの第三波もあり、親戚が一堂に会することもやめておこうという話になりました。
そこで、通販でおせちをECモールで購入し、贈ったわけですが、これはいけないと思いますということが起こりました。
それがこちらの画像です。
「買ったおせち料理の中身はどうだっただろう?」とふと思って購入履歴から確認すると、このような状況です。
売り切れでも、おせち料理ですから、商品が届くのは大晦日あたり。
「あれ買った商品ってどんなだったっけ?」と見ようとしたら、商品が削除されていて確認ができないんです。
買ったおせちの内容に合わせ、後から食材を買い足すという方もいらっしゃると思うんですよね。
お手伝い先のECサイトでも、コロナ禍で通販慣れしていない方の流入が多く、初めて見聞きするような言いがかり、難癖、勘違いによる信じられないようなクレームが相次いでいます。
おせちはご年配の方が購入することも多いと思います。
季節商材、コロナ禍においてデパートなどに出かけることも億劫になりEC初めて購入するという方も多いと思います。
初めてネットショップした商品がこんな状態だと、驚くでしょう。
催事季節商材のん場合、在庫がなくなり、取り扱いのなくなったものを掲載し続けると、「追加はないか?」「再生産は?」というようなお問い合わせが多発することも考えられ、そこも業務上のボトルネックになるといった理由もあるかもしれません。
ですが、買った商品が届く前に消されてるというのはびっくりすると思うんです。
これ、強いてはモールへの不信感が募りかねないんじゃないかとも。
配送完了までページだけ残しておくことできなかったのかな?とも考えます。
ECサイトをお手伝いする立場、日常的にECで買い物をする両面からとても考えさせられることの多い事象でした。
コアアルゴリズムアップデートのロールアウト。蠢動を感じる。
December 2020 Core Update Googleのコアアルゴリズムアップデートのロールアウトの報せが12月17日Googleのtwitterアカウント「Google SearchLiaison」でアナウンスがありました。
このGoogleのコアアルゴリズムアップデートについては、直後と1週間後に記事を書いていますので、そちらもお読みいただければと存じます。
このGoogleのコアアルゴリズムアップデートのロールアウトに続くかのように、新型コロナのワクチンの国内承認申請のニュースもあり、WEBを中心に、ニューノーマルなのか?アフターコロナか?ウィズコロナか?DXか?アフターデジタルか?ということの議論も色めき立つ感じですよね。
弊社で見ることのできる多種多様な焼く100サイトの動きを見ていると、ぞわぞわという蠢動を感じます。
なんと表現していいかわからないですが、ビリビリと切れ目が走るような。
緊急事態宣言下のECの鉄砲水のような動きとは明らかに異なる動き。
潮目はまた変わりはじめた気がします。
茂みに潜み、待ち構えて狙撃するもよし、疾風迅雷、斬りかかるもよし。
いずれにせよ、攻めの一手を打つときかと。
僕はこたつでみかんをむいて猫を撫でながら籠城したいです。
優しいデジタルへ。DXなんて難しく考える必要はない。
売って終わる冷たいデジタルは淘汰されていく。
買ってよかったまでに寄り添える優しいデジタルへ。
ありきたりでいいから、正体は愛でいよう。
お手伝いしているECサイトさんに向けて送ったメッセージです。
あぁ、こたつから出たくない。